負けず嫌いな生徒さんは上達する

こんにちは！

 

最近、お教室で一番小さい生徒さんは、レッスンで◎がもらえなくて、大泣きしました。

 

あんまり泣かれたら、レッスンにならないので、できたら泣いてほしくないのですが、

 

その時は大泣きして、「もう、ピアノはやめるぅ～」の大騒ぎ！！！

 

そう、私は造形教室の先生でもないし、絵の先生でもないので、ある程度は正確に演奏してもらわないといけません。

 

それは、きっとそのお子さんにとって、ピアノレッスンで細かく注意されることは、人生で初体験のことなんでしょうね。

 

ただ、音の長さが違ったり、音の間違い、リズム、細かくいえば拍子記号など守らないとどうしても注意せざる負えません。◎もあげられません。

 

そして、お子さんも思うようにできないと泣く、ご機嫌が悪くなる。（大体、高学年になると直るのですが）

 

「本当に辞めちゃうなかな？」と思いながら、これは、ほとんどお母様の判断次第です。

 

「こどもが習いたいと言うので、ピアノを習いたいのですが」と入会され、お子さんが「やめたい」というと

 

「こどもが辞めたいと言うので、辞めさせて下さい」と直ぐに辞めてしまった生徒さんもかつておりました。

 

いつもはずっと楽しくレッスンに来ているのになぁ・・・

 

 

ただこの生徒さんのお母様は上手く納得させたんでしょうね。

 

次の日、「私はピアノが得意だから、もっと練習してピアノの先生になります！！！」とのお電話がありました。

 

それ以降は、「・・・ちゃんに早く追いつきたい」とか「お楽しみ会でピアノを弾く」など、ちゃんと自分の目の前にビジョンを掲げ、

 

いつものようにめきめき上達しています。これはとりあえず、成功例となりますが、やはり、注意されるとすぐ半べそになってしまうのは変わりません。

 

私も短い時間のレッスン内容が大切になってきますので、取りあえず、褒める。

 

勿論、良く練習してきてくれているんですから、褒めた後にやんわりと一つずつ違っていた個所を注意していこうと気をつけていきたいと思います。

 

 

 

昨日偶々、「　私、負けず嫌いだったんです。　」と一緒にランチしていたピアニストの方がおっしゃっていました。

 

そう、この生徒さんは、かなりの負けず嫌い！！！　　笑

 

それは、伸びしろがある大切なことですね。　　その性格を生かし、どんどん成長してくれたら嬉しいなと感じます。